2016年式MT-09 山岳地帯インプレ

mt09_2016新車で納車されたMT09で、バイクと人間の慣らしのために、お山に行ってまいりました。場所は岡山の奥地、装備は当然ツナギにレーシング装備です(笑)

一人だとどうしてもペースが作りにくいし、走りに集中できないので、姫路在住のベテランライダーさんに先導を願いました。

本来のMT09は、ネイキッドとモタードのハイブリッドというコンセプトを持っているので、セッティングは中低速よりになっているらしいのですが、私のMT09は既に中高速よりに調整済です。さて、もろ中低速よりのお山での乗りやすさはいかがでしょうか。

まず、朝、1時間寝坊(笑)集合場所に30分前に到着するスケジュールで起床時間を設定しておりましたが、どうあがいても集合場所の姫路SAには微妙に遅刻しそうです。

大阪姫路間の移動ですが、一般的名ルートは3号、もしくは5号湾岸線から、第二神明、加古川・姫路バイパスというルートとなります。ただし、経験上朝このルートを通ると、京橋近辺と加古川一帯で車の渋滞に巻き込まれて、朝っぱらからすりぬけをするハメになります。慣れないバイクで朝からすりぬけしたくないので、今回は多少遠回り、かつ費用がかかりますが、中国道から山陽道に入り、播但道経由で姫路バイパスに入るルートを選択いたしました。

納車後二回ほど夜間に乗ってますので、高速道路は既に体験済。やはり高速道路では、なにも考えずにそれなりの速度で流せるSSやメガツアラーと比べると見劣りします。ポジションが立っているので、加速する度に、SSならば全力スタートでしかやらない、体を前傾にしてお腹に力を入れるという作業が発生しますw
空力性能の影響と言うのは大きいです。

ただ、セッティングが高めの速度にしてあるおかげで、車体が振れたりというのは心配なかったです。

無事1分遅刻で姫路SAに到着し、岡山方面へ出発です。途中族っぽい若者集団発見。まぁ、そういう楽しみ方もあると思いますが、せっかくバイクに乗っているのですから、バイクの性能をスポイルするのではなく、本来の性能を発揮させるカスタムで、ライディングの楽しみに目覚めて欲しいものです。

さて、あいおい駅を過ぎたあたりから、お山に向かいます。MT09で昼間走るのはこれが初となりますし、そもそも、ネイキッドタイプのバイクに乗るのはCB400SF以来、大型では初となります。まずは慎重に感覚を確かめにいきます。
最初はちょっとギクシャクしましたが、荷重移動についてはすぐに馴染みました。乗車姿勢をある程度強要されるSSに対して、見晴らしも良く、上体の自由度が高いため、体重移動や、前後左右の荷重ポイント、タイミングのコントロールは楽でした。シートバッグが間に合わず、ヒップバッグで行ったため、ブレーキング時などに腰を引くと引っかかったのが気になったくらいです。
午前中は、感じる車重と、人間の感覚が十分にシンクロしてなかったのと、車体からのフィードバックや、音で何速に入っているかがまだ感覚的につかめてなかったので、やや抑え気味に慣らし完了。バイクの走行距離も400kmを超え、バイクの一次慣らしも完了。

お昼は美作のイタリアンで、ぺペロンチーノ大盛りです。

で、午後からはトラコンの介入を一段階下げ、パワーモードをスタンダードから一段上のAモードへ上げ、本領発揮領域での慣らし開始です。
先導していただいた方が安定感バツグンなライダーであったこともあり、慣らしは上々、一日で、かなり思い通りに操れるようになりました。

クロスプレーン三気筒だけあって、立ち上がりのレスポンスは上々です。中速コーナー後の伸びはさすがにR1にはかないませんが、くねくね路は十分な手ごたえです。ポジションの関係上、荷重するポイントもすごくコントロール・把握しやすいので、安定した加速ができます。車体が軽いので、切り返しも楽チンです。

前回までで、ちょっと不満があったブレーキについても、パッドが馴染んだのか、曲がるためのブレーキングという意味では、過不足なく利いてくれました。
また、スタートで開ける時にはスタンダードでもドッカンすぎるトルクについても、走行中の開け閉めで使う分にはAモードの方が使いやすかったです。

課題としては、本来MT09はモタードのように操れるバイクというコンセプトを持っている一方で、想定速度レンジに合わせてリアサスを固めにセッティングしてもらっていたため、モタード的なリーンアウトのフルバンクがうまくできなかった部分です。モタードのようににサスが沈まないので、リアが地面を食う感覚が得られず、不安でガバッといけませんでした。(操作の性質がら、ガバッと行ってタイヤが地面を食ってくれないと、即ゴケなのでw)せっかくのMT09なので、コンセプトが生きるように、サスの調整含め今後うまく扱えるように調整していこうと思います。

お山での慣らしを終えて、高速道路で大阪へ。12kmほど渋滞がありましたが、姿勢が楽なのですり抜けも比較的楽でした。そのままバイク屋さんへ直行し、カスタムの続きをしてもらうために、預けてきました。
リッターSSとモタードの中間的性質のバイクですので、山の中限定で言うならば、SS・モタードより楽に速く走れるのではないでしょうか。高速道路では、リッターSSの方ががぜん便利ですが。

※本インプレは、マイバイクの乗車の感想ですので、フロントサスをマトリスのカートリッジタイプにしてあるのと、リアをそれにあわせていること。MOTO-EXRIDE Ω-nspマフラー
を装着して、吸気もいじってあることの影響がありますので、ノーマルの乗車感とはずいぶん違う点はご了承ください。

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