バイクのカスタム方針を考えよう!

自分好みのバイクにしよう

バイクの醍醐味の一つに、カスタムが上げられます。細かいものから大掛かりなものまで、バイクはほぼ全てのパーツがカスタム可能です。世界に一台しかないバイクに仕上げていく事で、愛車へのこだわりはかけがえのないものになります。

カスタムのコンセプト

なんか思いつくままにいじった結果、はたから見て残念なバイクになっている事はよくあります(笑)それでも自分にとっては思い入れのあるバイクには違いありませんが、せっかくですから、人にもいいね!と言ってもらいたいですよね?
そのために大事なのは、バイクのコンセプト=自分のバイクをどんな方向にもって行きたいか?です。
別記事で、バイクの選び方のマトリクスを掲載しましたが、各メーカーは、バイクを開発する際に、一定のコンセプトとターゲットを定めて開発をしている事と思います。カスタムする際に、まず意識したいのは、そのメーカーが想定したマイバイクのポジショニングを、どう動かすつもりなのか?という事です。以下の図はその一例です。custom

SMR449というバイクは、ハスクバーナ(当時イタリア)というメーカーのバイクで、モタードレーサーとして作られております。モタードのレースに使われるコースというのは、直線は短く一部コース内にダート部分や、ジャンプ台があります。450cc単気筒で、車重は100kgそこそこしかなく、立上がりの強烈な瞬発力とブレーキング性能、旋回性能を誇るバイクです。ノーマルのままでもレース活動ができる性能がある変わりに、時速100kmを超える走行では常識外な振動があり、車高も高くて、信号待ちがツラく、マフラーがむき出しなので、ジーパンで乗ると100%ジーパンが燃えます(2本犠牲になりました)。公道走行には目立つ欠点も多いバイクです。

で、このバイクのカスタム例として
舗装路でのワインディングに特化させ、街乗りのしやすさを捨ててひたすら細かいワインディングでの走行性能を追求した例
右上矢印

市街地での使用を意識したセッティングや乗り心地に変更するとともに、街中でスタイリッシュに映える外観を追求した例
左下矢印

てな感じで、同じバイクをベースにしても、何を目指すかによって、出来上がるバイクは違ってくるわけです。

※例の市街地バージョンは正確には姉妹機のSMR511で、かつ市街地仕様といって
も実際にはかなりの戦闘力ですが(笑)

カスタムの力点を、外観においた場合は、バイクの性質の変化はあまり意識されないかもされません。ただ、バイクのパーツはそれぞれ機能的な意味を持っています。メーカーは一定の目的においてバランスの取れたパーツ構成とセッティングで販売しているわけですから、純正品以外のパーツを使用する場合は、必ずそのバランスは崩れるわけです。その崩れたバランスが、どういう影響があるのか?バランス調整が必要な要素なのか?というのをちゃんと理解しないと、残念なことになります。もちろん、全てのデメリットを理解し享受して、オリジナリティーを取るのも、オーナーの自由ではあります。

カスタムで変更される要素

個々のカスタムにおいて変動する要素はおおまかに以下の感じかと思います。

  1. カッコよさ
  2. 走行性能
  3. 利便性
  4. 独自性

カスタムというのは、高価な上位互換パーツと交換する場合は別として、基本的にはメリットがあれば、デメリットがあります。メリットだらけの商品は値段が高いです。でも価格が高いからといってデメリットがないとは限りません。
これはセッティングもそうですが、その特性をきちんと理解してカスタムすることが大事です。アメリカンや、ビッグスクーター、旧車のように、超低速走行を前提として、そもそも走行性能を度外視で外観をカスタムするケースは別として、峠を快走したいのにも関わらず、外観のデザインを重視して、重要な部分の性能をスポイルするような、危険カスタムをよく見かけます。同じ腕前であれば、バイクの性能が悪くなればその分安全マージンが下がります。一人で事故るのは勝手ですが、事故になれば人に迷惑をかけないとは言い切れません。やってはいけない性能のスポイルはしないように気をつけましょう。

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