バイクの達人からの指南備忘録~フロント接地感

Pirelliさて、先日身の回りのバイクの達人さんにコーナリングの考え方を聞かせていただく機会がありました。酒飲みながらですが(笑)ぶっちゃけ私のレベルでは、きちんと理解できているとは言い難いのですが、いつかわかるようになった時のさ備えと、あとはよりバイクを理解できるようになるための備えとして、メモっときたいと思います。

ですので、本日の記事は、ライディングとはこうしなければいけない!という話ではなく、上手な人の話を聞いて、私はこう考えた!というご参考に見ていただければと思います。

  1. コーナー進入速度を決める要因としてフロントの接地感を重視ししている
  2. バイクごとにセルフステアを最も活かしやすい着座位置を工夫している
  3. コーナリング時にはリアサスを沈め、アクセルオンで伸びていくイメージ
  4. 制動は直線で終える

※酒飲みながらの雑談を思い出しながらまとめているので、不正確だったらすいません(笑)

で、感覚的にも理解できる部分もできていない部分もありつつ、色々調べて自分なりにまとめてみました。

フロントの接地感

コーナリング時のフロント接地感の正体ってなんでしょうか。

1.フロントタイヤで、地面を押しつける力の反動

この反動のフィードバックの強さは、

  • 進入速度
  • フロントへの加重度合い=コーナー侵入時の減速の加減とライダーの姿勢・ポジション
  • フロントサスペンションのセッティング

で決まりそうです。上記三つの要素が強ければ強いほど反動のフィードバックは強く、接地感が強いという感覚につながるでしょう。

2.タイヤのグリップ感

て、そもそもなんだろうと、調べてみましたが、タイヤというのは地面と摩擦を起こすことで、グリップします。ので、この摩擦の強さというのがグリップですね。で、これをどうやって感じるかというと、とくにコーナリング時の話でいきますと、斜めにタイヤを押しつけたときに、押しつけた強さに対して、どれだけ微細な横ずれを起こしているかというところのフィードバックになります。

コーナリング時のフロント接地感を構成する要素は、上記タイヤからフォークを伝わってくる反動の強さと、グリップ感の総合情報と考えることができるのではないでしょうか。

以上のことを考えた上で、ライディングにどう反映するかを考えていきますと、

  1. まず、安全に自分なりの進入速度を決定するには、フロントの接地感を意識しなくてはならない。
  2. フロントの接地感は速度や、加重のコントロール、フロントサスのセッティング、タイヤの種類によって変わるので、自分のライディングにあったセッティングとタイヤのチョイスをした上で、加重のコントロール等の工夫で、自分なりにしっくりくる接地感を感じ取れるバランスを探る。
  3. ベストの接地感が得られる状態というところに、次のセルフステアを最も活かしやすい状態というところが絡んでくる。

さしあたり、今までタイヤが滑ったときなどのグリップ感は当然感じ取っているものの、接地感に対する意識が薄かったと思いますので、次回以降のライディングの際に意識して感じ取ってみたいと思います。

ニュートラルステア

セルフステアについて考え、調べていったときに、参考にしたいなと思ったのが、ニュートラルステアを意識するというところです。

バイクの旋回は、駆動輪である後輪のリーンから始まり、セルフステアは、後輪の旋回にやや遅れて同心円状を回るように操舵がきくようになっており、操舵に関して余計な入力がない、この状態がニュートラルステアと呼ばれる状態で、もっともスムーズにバイクが旋回する状態とのこと。

余計な入力というのでイメージされるのは、ハンドルにいらん力を加えることもあるのですが、荷重の入力に関するライダーの挙動が、バイクがバンクする軸にそった力の伝達になっている事も、上げられると思います。バイクのバンクする軸というのは、後輪の接地点と、重心(クランクがある位置)をつないだ斜めの線=ロール軸・・・だそうです。

なるほど!と思い。昨日KSR110でロール軸を意識した旋回を試してみました。まだぎこちないものの、確かに今まで感覚でスムーズにいけていた回り方というのは、ロール軸を意識する事で、意図的に再現されるものなのだなと実感いたしました。

ロール軸はバイクによって違いますし、それに対して入力する左右前後の荷重移動が、どのようにバイクにかかるかというのは、ライダーの体格や、着座位置と挙動によって変わるわけですから、ニュートラルステアを引き出せるポジショニングと上体の使い方というのは、個々に意識して調整しなくてはいけないでしょう。私も、感覚で走るのではなく、意識的に学習していかなくてはと思いました。また、前項で上げた、接地感というのは、このニュートラルステアを引き出すポジショニングをつかんだ上で、その時に感じ取られるものを基準に探っていかないといけないということなのでしょう。

コーナリングでリアサスを沈めること

これは、従来意識してやっている部分もあるのですが、コーナリング時に、リアを中心に旋回することを意識してシートにきっちり荷重することにより、それまで前進方向に向かっていたエネルギーが、リアにかかることになり、リアサスが沈みます。そうすると、リアタイヤにしっかりと力がかかり、グリップする力に変わります。また、リアにしっかり荷重が乗っている状態からアクセルを開けていくことにより、スムーズな加速が可能となるわけです。この時、リアサスは伸びていきます。

制動は直線で終える

これは私自身のライディングについて注意されたところです。ペースアップしてついて行った時に、ブレーキングの加減がわからず、リーン開始時にフロントブレーキがまだガッツリ残っていたのを指摘されたのだと思います。

フロントブレーキリリースをリーンのきっかけにする→リーン中もフロントブレーキは薄く残るのですが、ここでフロントブレーキを一気に開放しない理由は、あくまでフロントをスムーズにコントロールするためであって、制動が目的ではなく、減速そのものは直線区間中で終えていなければいけないわけです。この時点で減速する勢いでフロントブレーキが必要となっているということは、コーナリングのイメージに対して突っ込みすぎで危険なライディングになっている。という指摘ですね。

おっしゃるとおりです。気をつけますw

感覚をつかむということは、経験を積まなくてはできないことだと思いますが、意識していない感覚は把握することもできません。これからも、上手な人たちから聞く操作感というのを、自分なりにどういう事かを整理して理解し、ライディング時に適切なインプットとアウトプットができるように努めたいと思います。

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